天国と地獄
今日は、神戸のジャズピアニストの丑島恵さんとそのお友達ミキちゃんとそのわんちゃんの撮影会。恵さんはブルーモニというユニットで神戸中心に活躍している。で、今日のロケーションは南芦屋浜。10時過ぎの朝の光で撮影スタート。それにしても太陽が明るすぎる。ND4のフィルターをかましてもF2.8よりも絞りを開くことはできない。
思ったよりも海水はきれいで、これなら泳げないこともない。実際、泳いでいる若者もいた。それにしても、人はごくまばらで撮りやすい。願ってもない好天であるが、こんなピーカンでポートレートというのは無理があるのかも知れない。レフ板がなければ、とても顔に光を送り込めない。
わんちゃんの方は、リアーナちゃんというまだ一年未満のメスのボルゾイ犬。高貴な雰囲気を漂わせている。犬はモデルと違ってじっとしておいてくれないので、なかなか大変である。それでも数打てば、目線を捕らえることもできる。
正午に撮影会を終え、モデルさん達と別れてueさんと西宮ヨットハーバーでランチタイム。一階のレストランが休業だったので三階のカフェにいくと、ここは見晴らしがいい。防波堤の向こうを見渡せ遙か紀州の山も見える。
ここまでは、本当に楽しい撮影会とその後の写真談義で天国の時間を過ごす。午後にもう一つの予定を入れていた。義理の母のマンションに娘が下宿させてもらっているが、暑くなったのでファンの取り付け作業を頼まれていた。ちょっとした大工工事だったが、何とか無事終了。
義母と共同で通販の寄せ植えの鉢を頼んでいたので、その7月頒布分を持って帰ろうとして駐車場に向かっているときに地獄がやってきた。路面の段差が目に入らず、足が引っかった。寄せ植え鉢を投げ出せばどうって言うことはなかったのだが、それを後生大事にしっかり抱きかかえていたばかりに、気がつくと左顔面から地面に落下した。鮮血がポタポタ。自分の血を見るのは久しぶりである。
取り急ぎ、義母宅に引き返しタオルで顔を拭くが血は止まりそうもない。左の眉毛の端、まぶた、頬骨、唇を強打したようだ。取りあえず近所の内科の先生に応急処置をしてもらう。赤城農水産大臣さながらの絆創膏姿になってしまった。明日は振り替え出勤日。神戸税関の訪問調査に対応することになっているが、大丈夫だろうか。しゃべることはしゃべれるが、こんな情けない顔で出社するのが気恥ずかしい。
大丈夫ですか?
これを読んでいると大変なお怪我のようですね。
わたしも平地でさえよく転びそうになるので、普段から神経は使っています。
撮影会の方ですが、ライティングと露出に難があるようですね。
表情はすごくいい感じです。
難があるのは、例えば、一番上(ライティング方向)と一番下(逆光)。
顔の露出がかなりアンダーです。
これは人物と背景を同時に綺麗に入れようとするから起こるので、この場合、思い切り背景を白飛びさせたほうがいいと思います。
そもそも顔より明るい背景を持ってくること自体、?です。
とっさに鉢植えをかばってしまうところがみっちらしい(笑)
こんなときは困ってしまうけれど、
モノへの愛情があるひとって、素敵だなぁと思います。
が、やっぱり体あってのものなので、
次からはもう少し体のほうもどうか大事になさってくださいね。
ともかくも、早く治りますように。
お勤めは無事済みましたでしょうか???
背景と被写体の明度差が極端な場合の対策としたら、日中
シンクロに頼るしか仕方ないのか、という気がした昨日の
撮影会でした。銀レフは有効なのですが、モデルさんの方が
目を開けてられないようで、目つぶり写真の確率が多くなり
ます。
きて腫れぼったくなり、我ながらますます醜い状態になって
きました。さすがに電車に乗るのは憚られるので、クルマか
バイクで出社しようと思い、ヘルメットをかぶってみるとちょうど
傷のところには当たらなかったので、バイクにしました。
あー、しばらく何をするにしても鬱陶しい日が続きそうです。
でも、仕事の方はなんとか行けていますので、ご安心を。
くれぐれもお体を大切になさってください
今日の夕方、あらためて近所の外科医に診てもらったところ
骨折の心配はなく、打撲と切り傷、擦り傷のみということで
ホッとしています。いろいろ予定を入れていましたが、半分は
キャンセルしました。キャンセルしきれない半分は強行突破と
なりそうです。
そうでしたね。さすがueさんのロケーション選びは、お目が高い
ですね。
黄色のレフ玉は色被りを起こさせていますが、それはそれで
おもしろい効果を出しているようです。
私も寄せ植え鉢はたぶん投げ出せなかったと思います。
こんなところが終戦直後の食糧難時代に育った世代の哀しい性でしょうか?(笑)。
でも、大した怪我でなかったようで安心しております。