久しぶりの休養日
ヨット遠征が余程身体に堪えたのか、久しぶりに朝寝をする。天気も予報通り冴えないので、惰眠をむさぼる。これはこれで心地よいものである。起きてからもソファでダラダラしながら読みかけの小説を読もうとするのだが、ないことに家内が食事の世話をしてくれたり、いろいろ話しかけてくるので、聞き役に徹する。
子供が小さい頃は、子供の日といえば文字通り子供の日で、遊園地に行ったり、チマキや柏餅を食べて、身長を測って柱にボールペンで線をいれたり、夜はお風呂には蒲の葉っぱをいれて菖蒲湯にしたものだが、そのような風習はもう10年以上も前になくなってしまった。振り返ってみると結婚以来の子育て、そして子供の親離れと一つのサイクルが過ぎたような気がする。
この時期、他にすることといえばプランターの花の植え替えの時期である。ちょうど、秋口に植えたノースポールとパンジーの寄せ植えプランターが盛りを過ぎたので、植え替えるべきなのだが、古いプランターを玄関先から庭に移動することしかできなかった。夏の花を何にするかがまだ決まっていない。
候補としては、小輪ペチュニア系で赤、紫、青のトリコロールで華やかに行きたいが、苗の値段がやけに高いのが課題である。コーナンでも一株450円平均。伝統的なサルビアやベゴニアならば6,70円から出揃っている。連休中は混むのと仕入れ状況もよくないので、連休が明けてからの入荷直後を狙うのが正解であろう。それまでに、どのような組合せにするかじっくり研究しておきたいものである。
夕方、買い物がてら少し散歩すると、山手幹線はベニバナ栃の木の花盛り。JR西ノ宮に通っていた頃は毎日通っていたので、蕾から花の終わりまで毎年見届けたものだが、さくら夙川駅が開業してからベニバナ栃の木を見る機会がバッタリなくなってしまったようだ。
木の個体差によって花の色合い、花房の豪華さなど千差万別であるが、以前から気に入っている木は今年も豊かでたわわな花をつけている。タネを採取するならこの木に限ると思う。