ひさびさのセーリング
三連休の最終日。久しぶりのセーリング予定日であった。メンバーとは途中でワインセミナーで顔を合わせているので久しぶりの感じもないが、ヨットとはずいぶん久しぶりな感じがする。今日の空は厚い雲に覆われていていつ何時降り出してもおかしくないような空模様。沖に出るのは自重し、近場をゆるりと漂うことにする。
風も殆どないので速度1ノット前後。ほとんど止まっている状態なのですることもなく、オーナーとマネージャの三人でのんびりサロンと化す。ギネスとサントリープレミアムのカクテルがいけるとの情報で、試してみるとギネス単品ほど癖がなくクリーミィな泡はしっかり残る。ちょっと贅沢なビールだ。ワインも三人だけということで、艇内在庫からちょっとよさげなボルドー系の赤を開ける。
天気を気にしてか、海にはほとんどヨットも浮かんでいない。ディンギーだけは沢山出ているが、学生の大会をやっているようだ。それよりも気になるのは、沖に停泊しているコンテナ船。夏頃までは喫水線ギリギリの満載状態の巨船が港を出て行く様をよく見たものだが、その巨船が空の積荷で沖合に停泊している。貿易が急速に落ち込んでいる象徴のようだ。