カテゴリ:年金・保険( 27 )
暖かくはないがいいお天気。今日を逃すと税務署にゆっくり行ける日程はない。一発クリアを目指して、昨夜はほぼ徹夜で最終のデータ整理をする。本来大したことではないのだが、集めた領収書類と計算の整合性をきちんとしておくためにはどんぶり勘定は避けたい。
例年のことではあるが、指導員の助言なしではなかなか完成できない。おそらく自分一人でe-taxをオンラインでやると税金を多く収めることになりそうな気がする。いつの間にか自分の子供より若い指導員のお世話になるのも何とも言えない。みなさん、テキパキと好意的に手伝ってくれるのでありがたい。
一部社会保険関係の控除証明書を紛失したのがあり、再発行を依頼して何日か後に再度来れば、最大5000円くらいの節税ができるとのことだったが、そんな時間はおそらく取れないだろう。5000円は大きいが涙を飲んでそのまま処理する。
並ぶこと約1.5時間。書類のチェックに30分、パソコン入力に30分。二時間半の長丁場となるが、若干の還付金ということで落ち着いたので良しとしよう。

ずいぶん沢山の医療費が発生したので、医療控除の効果が出たものと思われるが、国税は戻りがあったとしても、市県民税はしっかり持って行かれるのが納得がいかない。
このところ温かくもなく、いいお天気でもなく、雪でもなくというスッキリしない天候が続く。おかげでなかなか風邪気味から脱却できず、頭が重い。例年、この時期は確定申告。公的年金の一部をもらいだしており、少し収入が増えたことや昨秋からの新たな受託業務の影響もあり、計算がかなり複雑になった。
これまでは、事務所代わりに使っている家の減価償却が利いていたことがあったりで、経費の計算を綿密にしなくても源泉徴収分と相殺するとそれほどの税額ではなかったのだが、今年はそうは行かない。とてもe-taxでやれるとも思えず、税務署でヘルパーの人相談しながらやるが、最初の待ち時間を除いて、合計1時間半を要することになる。
結局、収入の増え分より遥かに高い所得税額の伸び率となった。まあ、愚痴の一つも言いたくなると言うものである。それでも、とりあえずなすべきことを完了したので、気分は軽くなり、引っ越し準備ができていない娘の代理で市役所に転出届に行ったり、風邪で自重していた老健への見舞いで午後はバタバタする。
昨日の通勤途上で見た朝露

昨日とは打って変わってまたまた冷たい雨の一日。それでも少しは寒さは和らいできて
いるようだ。明日からGWにかけてAdjust号による長崎から北九州、関門海峡、瀬戸内海
の大クルーズが始まる。もっとも自分が参加できるのは前半の関門海峡辺りまで。いくら
なんでも一週間家を空けるのは難しい。
4日間でもそのための準備が結構大変である。食料品の買い込み、保険料の払い込みに
郵便局に行ったり、家内に頼まれた郵便局での相談も慌ただしく済ます。家内の足の具合
は、まだ不調だが4日くらいなら何とかなりそうなので、明日は出発できそうである。
気がかりなのは、このところ鉢物を増やしてきたので、カンカン照りが続くとせっかくの盆栽
類やパンジーやビオラを枯らしてしまわないかということ。去年GWの四国遠征のときは枯れ
た鉢があったのは残念なことであった。

白梅と紅梅、花の時期も違ったが新芽の出方もずいぶん違う。白梅は、刈り込みすぎたの
か、葉芽が少ない。もう少し出てきてくれないと樹姿が整わない感じである。

前線が日本全体を覆っているようで、終日冷たい雨。関東以北、広島で雪が降って
いるらしい。今日こそは確定申告に決着をつけるべく、朝から残っていた経費の集計
作業を終え、税務署に。さすがにこの雨と寒さのせいか先週金曜日とは比較になら
ないくらい空いているそれでも2,30分は順番待ちとなる。
不景気の影響をもろに受けて仕事関連の収入が減っているが、昨年夏の還暦を
境に公的年金と任意で加入していた小振りの年金保険が、掛け金を払う側から、若干
だが受け取る側に回り収入は増えたが控除分が減り、減価償却対象も減ってきたこと
と相まって、結果支払うべき所得税は増加。これに呼応してにっくき住民税が増加する
のかと思うと頭が痛い。
それでも2月末からの懸案事項であった申告が完了して、気分が少し軽くなる。先日
ツタヤから借りてきていたが見出すと申告作業が遅れると自重してきた「北の国から」
の最終シリーズ「2002遺言」を観る。
20年間に渡る富良野舞台の超長編ドラマの締めくくりで、回想シーンがふんだんに
出てくるといろんな思いがこみ上げてこちらも涙もろくなる。ただ、最終回はその副題
からしても重いテーマで、華やいだところがほとんどない。それはバックグランドの音楽
にもよく反映されていて、メインテーマはラヴェルの「なき王女のためのパヴァーーヌ」
のしかもチェロ演奏。倉本聰はよほどチェロが好きなのだろう。チェロの名曲「夢のあと
に」も流れ、文字通りの遺言モード。
でも、通しで観ることができて本当に良かったと思う。最近のドラマに比べるとテンポ
の悪い部分もあるが、その分役者が間を十分に使った演技で迫ってくるところがいい。
心に残った名場面や名セリフが数々あるが、また思い出しながら振り返ってみたいドラ
マであった。なんといっても雪の頃、ラベンダーの頃、紅葉の頃、どれがベストか分から
ないが、一度は行ってみたい。やはり、雪の頃がベストかも。バイクでは無理になるが。
早く済ませておけばいいと思う毎年の確定申告だが、どうしてもこの時期になってしまう。
一通りの段取りができたので、税務署に向かう。家でネットからe-taxすればいいのだろう
が、なんとなく分からないことがあるし、相談員の人の指導を仰ぐとなにか思い違いしてい
ることが、例年何点かある。
それと毎年その方法が少しづつ変わってくるのがややこしい。今年から、税務署から用紙
の送付はなくなり、少しとまどう。税務署の相談コーナーのレイアウトも少し変わり、待合い
が数段階になっており、一階で整理券をもらった時点では椅子のない階段下のスペースで
待たされる。
後ろにいたおじいさんは80才をとうに越えている感じで、杖をつきながら危なっかしい。回り
の人も心配そうに見ているが、自分が一番近い場所だったのでこれはなんとかしないと思い、
「ちょっと、職員さん、椅子はないですかね、おじいさん立っているのが辛そうですよ。」と注意
を促す。55才くらいのその職員さんは、「上に上がれば椅子があるんですが、ここには持って
来れないのですみません。」とのこと。
こちらも言い出した以上、それでは引き下がれない。その後ろにいた中年夫婦連れの奥さん
の方が応援してくれる。渋る職員を説得して、せめて階段に座ってもらうとか、番号を繰り上げ
て早く前に行ってもらうとかを提案するが、職員は困った顔をするばかりで人はいいのだが、
決断力の明らかな欠如。ようやく別の職員が聞きつけ、別の建物で特別対応することになり
収まった。
税務相談には若い人からお年寄りまで様々な人が来ているが、日頃街ではあまり見かけな
い相当な高齢者の姿も目立つ。にもかかわらずエスカレーターもエレベーターもなく、階段を
諦めて帰る高齢の方が他にもいた。阪神間でトップ、全国でもトップレベルのラスパイレス指数
の西宮市としては、行政にしっかりしてもらいたいものである。
むかむかする気持ちを押さえて二階に上がると、これまた長蛇の列。待合い用のパイプ椅子
が30席ばかり用意されているが、それに座るまでに立ったままで並び、椅子についてからは
椅子取りゲームのように何度も椅子を移動。足腰の弱った人は来るな、ということである。
相談員の方は手際よく丁寧に対応いただいて、不足点が明解になり並んだ甲斐があった。
あと一息頑張らなければならず、来週早々には完了したい。
家に戻るとメジロが来ていたのですかさずポケットからカメラを出してレンズに収める。

晴れて60才を迎え、嬉しいこともいくつかあるのだが、最大の楽しみは年金の一部を
受給できることである。先日、A4判の封筒で書類が送られてきたので家内にも手伝って
もらって、手続の準備を進めるが、結構手間がかかりそうである。
掛け金の天引きの時は、何もしなくても毎月確実に給与から少なからぬ金額を引き
落とされること30余年。その後は、国民年金でこれも簡単な手続で毎月銀行引き落とし。
ところが、いざもらう段になると簡単には行かない。何ページにも亘るわかりにくい書類に
記入し、添付書類として戸籍謄本から住民票、家内の非課税証明書、etc.証明書類を
集めるだけで地元市役所、本籍市役所を回らなければならない

予約カードを見ると10人待ち。しかも、職員はダラダラ、ペチャクチャのおしゃべり三昧。
数々の不祥事、不手際が発生するのがよくわかる。およそお客様意識ゼロというのが
すぐにわかる。市役所は、ずいぶんよくなったと思っていたが、ここは時代からも取り残さ
れている感じだ。
大した行列ができているわけでもないのに、1時間も待たされてようやくカウンターにつく。
応対してくれた職員は、自分のイライラ感を察するかのように、比較的テキパキやって
くれたので、悪態はつかないように我慢する。記載内容と添付書類の確認は10分足らずで
片付き、晴れて手続完了。それでも実際の受給開始までには3ヶ月程度かかるとのこと。
年金も健康保険も全くこの国の社会保険制度には腹立たしいことが多すぎる。
今週中一日の休養日。週のうち4日も仕事が入るのは滅多にないことなので少々
疲れ気味である。時間のある間に健康保険の切り替え手続を済まさねばと思って
いたところ、昨日前の会社の企業健保から保険証が送られてきたので、市役所の
国民健康保険窓口に出向いて、国保の解約手続をする。
思えばこの2年間、高額の国保に悩まされてきた。大した所得でもないのに月々
6万円強はきつかった。国民年金や共済年金の掛け金や税金類、これらを支払う
ために働いているようなものだったが、60才になれば少しその辺りの支出が減り
そうだ。もっとも税金は変わらない。
所得税は気にならない額だが、固定資産税はまずまず、住民税がなんでと思う
ほど高い。前年度の年収に応じて決定されるので徐々に安くはなっていくと思われ
るが、どれだけの行政サービスを受けているのか疑問に思われる。
なにはともあれ、着々と年金生活への準備が進んでいるが、働ける間は、週一
でも続けたいものである。
終日の雨。ときどき激しく降るが、小降りにもなるので予約していた歯医者の定期
診察のあと、雨のタイミング見計らう。もうすぐ60才の誕生日を迎えるので、健保を
国民健康保険から企業の健保の退職者保険に戻ることができる。国保の保険料は
恐ろしく高く、これまで家計を重く圧迫してきた。企業健保に戻って、それがどれだけ
安くなるのかは蓋を開けてみないとわからないが、少しは楽になることであろう。
家を出るタイミングを失して、ワインを飲みながらメール処理等していると、外から
けたたましいサイレンの音。鐘の音も混じっている。やがて開けていた窓から化学品
の燃えるような臭いが風に乗ってやってきた。近くで火事が発生したに違いないと、
小降りの中を自転車で飛び出す。

消防車が数台と救急車が駐まっており、火の手はもう収まっているようであった。ロープが
張ってあり現場には近づけなかったので、他の野次馬に混ざってしばらく様子をみるが、
早々に引き上げ、市役所に向かう。
健保の切り替えに必要な手続の確認とそれに必要な証明書類の手配である。

その分、窓口も縦割り化されていて、何ヶ所も回らなければならない。もう少しワンストップ
ショップ化してもらうと助かる。平日の午後のせいか、来ているのはシニア層が圧倒的に多い。
結局、トータルで1時間強かかったが、用事は全て片付いたようである。これで月々の
保険料がいくら浮いてくるのか、それが最大の楽しみである。
昨日、娘が勤め先から早退して早く帰ってきた。40度近い熱を出してダウン。今朝になっても39度近い熱があるので朝一で近所のお医者さんに連れて行く。インフルエンザではなかったようで、ホッとする。それでも食欲もなく寒がっている様子を見ていると、小学校低学年のときに不調で病院通いをしたことを思い出す。
食事をほとんど受け付けないので雑炊を作ったり、夜は娘の好物の豚汁を作ったりするがほとんど食べられない状況である。お医者さんから薬をもらってきているので大丈夫かなと思うが、見ていて痛々しい。
先日、確定申告は完了したのだが、医療費控除に関して交通費も算入できるとのことをブログコメントでtetsuさんから指摘され、計算すると医療費が10万円を超えていることが判明。エクセル表で一年分の領収書の整理は完了していたので、それに神大病院への通院費を計算するだけ。
税務署の申告コーナーは先日以上に空いていてほとんど待たずに相談員、パソコン補助員に対応いただくが、修正申告は一から入力をしないといけないので、結構手間取る。医療費控除を使えたのでほんのわずかであるが、千円札2枚分の節税を達成できた。
去年のイメージからして税務署は混んでいるだろうと予想して読みかけの文庫本を持っていくが、なんとこれは肩透かし。去年まではまず一階の入口で番号札をもらい、待合室で待つこと最低30分。番号を呼ばれて二階のブースに向かうというイメージだったが、今日は番号札もなくいきなり二階に案内される。

おそらく最初の相談員は税務に明るく、パソコンコーナーの相談員はパソコン入力に明るいのであろう。20分くらいで全て完了して書類を提出して終わる。どうやら家のパソコンででもできたようである。完全なe-taxにするにはあらかじめ登録してカードを発行してもらい、カードリーダーも用意しないといけないようだが、プリントして提出するのなら簡単にできる。しかし、やはり相談しながらやった方が安心感があるので、こんなに空いているのなら散歩がてら足を運ぶのも悪くない。

