四月の最終日は、家族デイとなる。といっても家内のアッシーに過ぎないのだが、IKEAでソファを注文するのが目的だったが、その後も色々みたいというので、全部は付き合いきれない。あいた時間で、IKEAから10分の兵庫県立美術館に行き、「いわさきちひろ展」を駆け足で観る。

さすがに女性の鑑賞者が多い。男女比率は8対2くらいか。それでも見慣れたほんのりとした童話的な絵は懐かしく思われ、只券を提供してくれた小学校同窓生に感謝する。
昨日は、国民宿舎の五箇山荘に4時過ぎに到着して、温泉で汗を流した後、年次総会を開催。役員は全員留任が決まっているので、大きな議題はない。会長の提案で、幹事の当番制に少し変化出てきた。これまで、自分は一番やりやすい5月に固定席をもらっていたが、今後は毎年ズレてくる計算になる。
また、何年か先には宿泊遠征の幹事も回ってくることになった。当面、今年は12月が幹事月となり、新緑から晩秋に変更である。時間があるので、ゆっくり考えられるのはありがたい。
食事後も呑み助人間は持ち込んだ日本酒とつまみで幹事部屋でワイワイやるが、10時にはお開きとなり就寝。さすがに4時過ぎには目が覚め、東の空が白むのを待って、まず温泉に。そして、朝食までの時間を近所の散歩に費やす。
昨日上ってきたのは長良川沿いだったが、分水嶺を過ぎてからは庄川沿いを下る。庄川と荘川の関係もよくわからないが、地図を眺めると御母衣ダムに流入する川が荘川、流出する川が庄川のようである。

山荘の近くでもまだ残雪があり、雪解け水が流れていく。

山から下り、金沢を高速でかすめて東尋坊から越前海岸へ。少し、黄砂がでてきたのかどんよりした日射しとなる。福井県では29度まで気温が上昇するとの予報通り、真夏並に暑い。

大周遊のツーリングも終わり掛け、越前海岸沿いのR305を快走。北陸自動車道に乗ってすぐの賤ヶ岳SAにて解散となる。

英語会や母の転院など予定は輻輳しているが、役員を務めるクラブの総会とあって、そちらを最優先する。折からの快晴、合冬用のライダー用のジャケットを着ていると汗が噴き出る。名神と東海北陸道を美濃まで一気に行って、そこから北陸街道、R156を北上。もちろん初めて走る道。
郡上八幡で昼食をしたあと、最初の停車地は御母衣ダムの荘川桜という天然記念物。まずは全員で記念写真を撮る。恒例で体調の優れない先輩一名を除き、日頃の活動のフルメンバーが一堂に会する。幹事の人は満開を予想した荘川桜だったが、5日ほど早かったようである。

初めて見るロックフィールド(ロックフィル?)ダム。岩を積み上げただけで水が漏れないのかと不思議に思われる。

さらに北上して白川郷に。小高い丘から見下ろすとミニチュアライズ機能を使わなくても効果が出ているみたい。

県境を越え、富山県の五箇山の合掌造り集落にも寄る。まだ桜が残っていた。

湖畔沿いを宿舎に向かう途中、花吹雪の中を一瞬通り抜けた。ベテランの方の無線が不調だったこともあり、今回初めてしんがりを務めさせてもらう。ちょうどカメラを手にしていたので偶然撮れた一枚。花吹雪の様子を少し捉えることができた。

先日来の黄砂はどこへやら、今年一番の快晴ではないかと思えるいいお天気。外に出たい衝動もあるが、まずは家の中の整理。中味まではあれこれするところまではいかないが、居住スペース確保のために、大きな荷物や段ボール類をあっちに移したり、こっちに移したりで、昼過ぎまでで汗だくとなる。
午後は、しばらくご無沙汰していた母の施設に見舞いに行く。今日は調子がいいのか、すぐに認識してくれ、「あんた、久しぶりやなぁ」とまともなコメントが返ってくるとホッとする。
またまた遺品整理の荷物が夕方に届くという家内の連絡で、あわてて家に戻りその受け入れを担当する。せっかく少し片付いたスペースにまたまた家具や段ボール箱が積み上がる。まあ、これが最後と思い、運送業者に置き場所を指示する羽目となる。
その後、大阪市内にある家内の通院先に同行せよとの医師の指示が出ていたので、慌てて市内に向かう。途中見た山手幹線沿いのベニバナトチノキは、例年GWが満開だが、今年は桜に連動して少しあと倒しになりそうな雰囲気である。

大騒動だった昨日の荷物搬入騒動から一夜明けての出勤日。自分の寝床と書斎周りのスペースは確保しているので睡眠とブログ更新には問題ないが、食卓やリビングルームは、段ボール箱に占拠されていて、落ち着ける場所もなく、毎朝楽しみにしている梅ちゃん先生も観ることができない。まあ、録画しているので後でゆっくり観ればいいのだが。
今朝も大量のゴミ出しをして会社に向かう。立花通勤路は、どんどん葉桜になっていくのと同時に、ハナミズキが美しく咲き出している。今日はCX5を持って出たので、ちゃんとした写真を撮れる。やはり、iPhoneでは心許ない。

午前中にルーティン仕事や舞い込んだ覚書のチェックや中国語翻訳業者との調整を慌ただしくして、昼前に飛び出す。今日の午後は、大阪市内で経済産業省の法令改正説明会。総務課長と貿易課主任と三人で出席する。
今回は珍しく女性の審査課職員が一人で二時間半に亘る説明と質疑応答。爽やかな語り口で耳に心地よい。質疑応答が結果的には1時間近くとなり、途中退席する人も結構いた。が、その女性審査官の対応は抜群で、30代から今まで何十回とこの手の説明会に出ているが、シャープさといい、丁寧さといい、最高レベルと思われた。
質問時に社名の名乗りを要求されるとちょっと引くのだが、今日は匿名質問も許されているようだったので、調子に乗ってマイクを取ることになった。質問と言うより要望であったが、「産業界のご要望にはなるべく添えるように務めます。」との回答を得た。もし、実現してもらえれば甲斐があるというものである。
終了後、会社の相棒達とは分かれ、昔の仲間達が揃ったので、難波に繰り出してしばしの懇親会。OB四人と現役GM一人という組合せで話が弾む。それにしても5時頃の心斎橋筋は、何でこんなに人出が多いの、というくらいの賑わいだった。

今週中に義母のマンションを明け渡すことになり、遺品処分の前に使えるものを持ってくることになっている。電気製品などまだ比較的新しいものが多いので、それはそれでありがたい点もあるが、家内はガラクタとしか思えないものまで持ち込もうとしているので、意見が全然合わない。
まあ、業者が段ボール箱に詰めて運んでくれるので、手間はかからないが、お金が馬鹿にならない。それと家の中は段ボールの山となった。果たしていつ元の生活空間を取り戻せるのか、しばらくは地獄の生活となりそうである。
朝からひどい黄砂。20世紀中は、まだ黄砂だけだったのだろうから、春の風物詩として諦めがついたが、現代の黄砂にはどんな有毒ケミカルが混じっているか知れたものではない。ニュージーランドにでも移住したくなる。
このところ家内の活動が活発化するに連れ、それに振り回されている。出費も鰻登り。今日も朝から歯医者のアッシーに始まり、クリーニング店、マッサージ店と使い倒され、おまけに午後は義母のマンションのエアコン取り外しの立ち会いに行けとの指令で、一日を棒に振る。
とはいうものの、単なる立ち会いのためにクルマでガソリン代を使うのももったいないので、バイクにて千里山に向かう。この季節のツーリングの爽快感、時間的優位性、経済性を考えると、圧倒的にバイクに軍配が上がる。お天気がいいというのが大前提ではあるが。
作業終了は夕方近くになったが、帰りがてらに万博自然園により道をし、おりからのポピー祭の撮影とまいる。駐車場に関係なく近くまで行って、無料駐輪。飲めないのは残念だが、250円ポッキリで自然園を楽しめる。
ポピー祭とあるが、株は小さく花はパラパラで、ここ数年で最低の出来映えと思われる。ひょっとしたら二週間ほど来るのが早過ぎたのかも知れない。

平日ということもあるが、人出もパラパラでのんびりした感じ。

ポピーよりも菜の花が咲き誇っている。

淡いブルーの花を望遠マクロで狙っているカメ女発見。どんな写真を撮っているのか見てみたかったが、ずっと這いつくばったままなので、声を掛けるチャンスもない。

この淡いブルーの花は昔からあるネモフィラ。子供の頃に最初に買ってもらった保育社のカラーブックスで観た記憶がある。

ポピーは諦め、今が盛りの菜の花にレンズを向けると写欲をそそるシーンに恵まれる。

香りというか匂いは、菜の花独特で田舎を思い出させるが、見た目にはなかなか。黄色い花は幸せ感を呼び覚ます。

夕刻も迫り、西の端から中央ゲートに急ぐ。芝桜群生は4,5年前に河本江閲子さんの撮影会で来たときよりも量が減っているが、緑の中のショッキングピンクはやはり目にしみる。

そして最後はチューリップフェスタ。ピオニー咲きのピンクが気に入る。

色とりどりのチューリップの競演。このカーブが憎い。

一週間ぶりの出勤。先週まであれだけ楽しませてもらった桜はすっかり散り、花びらの姿さえ見かけない。路上に落ちているのは花の軸の部分ばかり。
よく見るとサクランボの赤ちゃんを宿している木もあるが、これは実ったとしても食べられるようなサクランボにはならないであろう。

それより目を惹くのはハナミズキ。次は私の出番よ、とばかり華麗に咲き始めている。いい季節になったが、、当分バイク通勤はやめておいて、通勤フォトウォークが続きそうである。

(Photos by iPhone4S)
朝一からジムへの送り届けを命ぜられ、その後GWの瀬戸内遠征準備でハーバーに向かう。酒やインスタント食料品の買い出しと搬入。キャプテンオーナーとマネージャと三人で小雨のそぼ降る中、片づける。午前中で余裕で完了。あとは、前から木になっていたオーディオ系のマニュアルを読んで、使い勝手をよくするように務める。
得に、遠征の前半は頼りのマネージャーが不在なので、必然的にギャレーワークを担当することになるので、小物備品の収納場所や大事なスィッチやコックの位置とその機能をおさらいする。二週間も経つと忘れてしまいそうだが、何とかなるであろう。
午後は神戸の家具屋巡りのアッシーとなる。IKEAとIDC(大塚家具)では大違いだが、いいとこ取りをできれば、いいのだが。
結局、夜まで引っ張り回され、密かに計画していた夜ソネには顔を出せずじまいとなってしまった。待ち時間の合間に週刊誌をゲットして、昨日のゴルフ講演会の山口氏の週刊ポスト記事を読む。なかなか含蓄が深い。「パターだけはサラリーマンでも誰でも必ず上達できる」というのが持論のようである。
その意味ではベッドの横にパター練習機を置いて、寝る前にパター練習をしているのは山口流にかなっていることになる。山口流では、毎日100球は打て、とのことだが、これはなかなか大変になりそうである。

久々の晴れた土曜日。午後の講演会を聴きに行くこと以外には予定はない。朝は家内が元会社のOG会に出掛けるというので、アッシーで送るのだが、昨夜乗った阪神タクシーに携帯電話を忘れてきたというので、まずは鳴尾浜のタクシー会社事務所に寄る。本当に最近このようなトラブルの連続だ。
甲子園の駅に送り届けて、昨日の反省を込めて上ヶ原ゴルフに行って150球、おさらいをする。練習場で何球も打っているとそれなりに安定してくるのだが、芝生の上では再現できないのがもどかしい。
午後に夙川公民館で、「リンクスゴルフの楽しみ」というようなタイトルで、ゴルフをテーマにした講演会があるというのを、芦屋在住の英語の先輩から聞き、それを聴きに行く。
年齢的には70歳に近いと思われるが、矍鑠としておられ言語明瞭、キレのある講演であった。まあ、スコットランドのリンクスゴルフは昔出張時に何度か経験したが、そんなに楽しいゴルフではないという印象がある。講師の山口氏は大手ゼネコンのサラリーマンだったらしいが、ゴルフの本を12冊も書いておられ、「ゴルフ界の池上彰」らしい。
今日のテーマはリンクスゴルフであったが、講演の終盤にワンポイントアドバイスもある。その一。ゴルフのスイングとは振り子運動のこと。スイングのリズムで打つことが肝要とのこと。その二、手首の関節が最重要で、これを縦方向のみに動かすのが正しいコック。その三、飛距離アップの秘訣は股関節の使い方。
シンプルだが、よくわかりそうなワンポイントレッスンであった。心して練習しようと思う。
帰り道の山手幹線は、八重桜系のサトザクラが満開の状況。つい先だってまでは蕾固しだったのが、ソメイヨシノの散り初めと入れ替えに一気に開花した模様。桜の季節はいよいよ終盤となる。さあ、次はベニバナトチノキの出番だ。


