2014年7月31日(木) 晴
早いもので七月も今日でおしまい。週間天気予報では雨マークがついていたので、却って涼しくていいんじゃないかと高をくくっていたロータリーゴルフでのダブルコンペ。幸か不幸か天気予報は見事に外れ、朝から快晴の真夏日となる。二か月に一度やっているPRG会とゴルフ場のシニアレディズコンペがかち合う。というか、ゴルフ場イベントに合わせてPRG会を設定している。昼食・ワンドリンク付きでしかもラウンド後の飲み放題付会食が付き、おまけに上位および飛び賞の賞品が結構確率高く当たる。
しかも今日は隠れ特訓仲間の四人で回らせてもらい、ガチンコ対決もついてくる。スコア的には最近の平均的スコアで、51-46の97。課題はいろいろあるが、やはりラウンド不足というのが一番の不調原因であろう。
ハンディ15のPRGコンペは14人中の10位ということでさえないが、飛び賞の1000円がついてきたので良しとしよう。シニアレディズは隠しホールが結構うまく入り、73人中の7位。完熟マンゴーをゲットしてお土産となる。早くいただいた方がよさそうなので、夜に息子も戻ってきて三人で分ける。久しぶりだったので切り方をネットで確かめ、無駄のないように包丁を入れる。
今日は1時半からP社本社に集合して、OBOG会の案内状送付作業。定刻の10分前に着いたが、もう皆さん作業を開始しておられる。歳をとると集合時間の前倒し傾向があるのは、いつも感じるところだが、せめて作業スタートは定刻まで待ってほしい。若輩者の自分が遅刻したような気分になる。
それにしても本社の風景は、41年前に入社した時からほとんど変わっていない。強いて言えば、ソテツの丈がかなり高くなったことか。国道一号線から構内に入って正面に見える第二別館。いろんな思い出がよみがえる。


今週は仕事が昨日のみなので、ゆったりと過ごせそうである。とはいうものの毎日なんかかんか入っているので、まったくフリーという訳にもいかない。それでも気分はずいぶん気楽で精神衛生的にはありがたい。
ラジオ体操散歩も毎朝とはいかないが、行けるときに行くという気楽さがいい。帰り道を気ままに散歩コースを選択するのだが、まだまだ歩いていない道がたくさんある。今朝は比較的よく通る越木岩筋を南下する。

散歩は空間的にも移動するが、時間的にも頭の中でトリップをしている感じがする。もう一つの効用は、家に戻ってきた後、水やりや花がら摘みの時間をしっかり取れることである。
毎年夏のプランターにペチュニアを植えることが多いが、今年はこれまでになく美しく咲き誇ってくれている。イメージしていた通り、プランターからハンギング状態となっている。

どんな花もそうなのだろうが、結実すると子孫繁栄のお勤めを果たしたと安心して、養分を花よりも実の方に送ることになるのだろう。その実をすべて摘むとプラントは危機感を感じて次から次へと花を咲かせて実を残そうとする。ある意味残酷な仕打ちではあるが、人間にとっては花がら摘みは大事な日課である。
電車通勤とするが、少しは過ごしやすい気がする。週末明けのオフィスは朝一番はまだ熱気がビル全体に残っている感じであるが、一時間もすると冷房がしっかり効いてきて快適である。
昼休みに外に出るとやはりそこは灼熱地獄。溶けてしまいそうな暑さである。朝は大合唱をしていたクマゼミだが、昼間は静か。脱皮して七日間という命を必死に生きている気がして、もののあわれを感じる。それに比べると人間が生きる70年、80年というのはとてつもなく長いものだと改めて実感する。


久しぶりに空に雲が拡がりいつ雨が降り出してもいいようなお天気となった。映画の新作がいくつか来ているので、自分的には「ゴジラ」であったが、家内はゴジラには興味がないようで、ジブリ映画の「思い出のマーニー」となった。

予告編で感じた通り、マーニーの存在が現実的ではなく、その正体を推理していくというパターン。終盤で展開が速くなるが、意外性もあって楽しめた。終盤はなかなかの感涙もので、エンディングロールが完全に終わるまで、誰一人立ち上がる人がいない映画というも珍しい。

宮崎監督ではないが、米林監督の描く映像、音楽ともさすがジブリ映画のDNAが受け継がれ、映画館で観る価値がある。メインテーマ曲の旋律がアルハンブラの思い出。タルレガの世界に憧れていた高校生の頃を思い出す。エンディングのプリシラ・アーンの静かな曲も余韻があってとてもよかったと思う。

今日は芦屋が熱い。タイムを読む会と法律英語の二本建て。夜には、法律英語の暑気払いパーティ。それぞれの予習の仕上げが残っているが、朝一番は元気にラジオ体操散歩に向かう。しっかり体操すると朝から汗が流れ落ちる。
クルマやバイクではよく通る夙川沿いの並木道だが、歩いて通ると新たな発見がある。その一つは松の木注意。気が付いていなかった。


法律英語の方は、Scott先生から宿題が出ていた。兵庫県と西宮市を有名にしてしまったあの野々村県会議員についてのディスカッション。メンバーの何人かは西宮市民で、怒りの声が多い。いざ意見を述べようとするとボキャブラリーと構文力の不足を痛感する。その点やはり海外生活の長かった皆さんやガイド通訳の皆さんは、スラスラで羨ましい。
予習と本番を入れるとほぼ八時間の英語漬けでクタクタになった脳を癒すのは、暑気払いパーティ。お酒とお料理とおしゃべりであっと言う間にお開きの時間が迫る。
お店を出るころにはドーン、ドーンと花火の音。芦屋浜での花火大会がクライマックスに近づいているのだろう。ここ数年、英語と花火がかち合い、花火には行けていない。ヨットからワインを飲みながらの花火鑑賞も格別だが、ここはやはりこちらを優先せざるを得ない。

このところのカンカン照り続きで、朝夕にたっぷりと水をあげないと草花たちは青息吐息。特に素焼きの小鉢類は渇きが激しい。なかでもアサガオはバランスを考えて7号鉢にしたのはいいが、水の吸い上げも相当なようで、すぐにからからになっている。
大輪を目指して摘芯を繰り返してきた浅鉢となるといっそう渇きが早いのだが、今朝この鉢にようやく第一号開花を発見。形は少しいびつだが、江戸紫の名に恥じないいい色合いに仕上がっている。

こんな日の夕食は、よく冷やした素麺か冷製パスタが最高なのだが、麺類自粛中の家内に別メニューを頼むのも忍ばず、自作となる。残っていたカッペリーニとオイルサーディン缶をメインにサラダほうれん草のみ買い足して、フルーツトマトは収穫していた自作トマトを4個使う。皮は固い目だが、甘さは絶品。カラスの餌食にはさせたくない。

いよいよ本格的な夏到来。明日が天神祭の本番だが、祇園祭から天神祭の頃の暑さは如何ともしがたい。
業務日程の調整がつかず、半ばあきらめていた今日のイベントだが、幸い八王子出張が今月はキャンセルとなり、なんとか玉突き式調整で今日の古典芸能&誕生会に顔を連ねることができるようになった。
去年に続き二度目の松竹座公演。11時開演の昼の部だが、相変わらずここは賑わっている。

マネージャの尽力で花道沿いの一階席を格安手配いただき、ありがたい。オペラグラスなしでも仁左衛門や橋之助、菊之助などの表情までよく見える。

誕生会の予約時刻まで、少し間があったので百貨店の涼しいところで時間を潰して天満の鰻屋さんに向かう。バースデイケーキならぬバースデイう巻にローソク付きで出てきたのには驚いた。


ほぼ一週間ぶりになったが、ラジオ体操散歩に出向く。夏休みになったせいか、老人に混じって子供たちの参加も増えているようだ。当然その親も参加して、ずいぶん年代層が拡がったイメージである。
クマゼミ合唱はますます佳境となり、盛夏を嫌でも感じさせらる。七、八日しか生きられないセミを思うと不憫な気もする。



腰の重かった気象庁もようやく近畿地方の梅雨明け宣言。まあ、別にどうでもいいのだけれど、素人目にも先週の木曜辺りで梅雨は明けているのは明白だ。
小学校の友人で、50年振り学年同窓会仕掛け人の一人であったN君が、咽頭癌治療で入院中とのこと。一段落したとのことで、もう一人の仕掛け人のS君と連れもってお見舞いに行く。
思ったより元気そうに見えたが、やはり痛々しい。喉への放射線投射で、声が出にくく、喋ると痰が湧いてくるようだ。しばらく療養すると患部も回復して退院できるということなので、それに期待したい。同窓生もこの年代になっているので、お互い他人ごとではないなと思い知らされた気分である。
帰りに梅田に出て軽く一杯。ミュンヘン北大使館でのどを潤す。
